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曙光
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曙光の作品紹介

曙光のあらすじ

13年前、文絵(黒沢あすか)は中学生の娘を自殺で失った。 その後、文絵は息子とともに山間にある実家に戻り、「ハートビート」という組織を立ち上げて、自殺しようとする人の保護・救助活動を行う。 しかし、自殺直前まで追い詰められた人が、死を思い留まり、もう一度生き直すのは容易ではない。ある夜、自殺しようとする男を救助したことから、文絵の生活は一転、根底から激しく揺り動かされる。

曙光の監督

曙光の出演者

原題
製作年
2017年
製作国
日本
上映時間
120分

『曙光』に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.5
【2018 アーカイブ】

日本では、1日に約80人、年間2万人以上の人々が自殺で亡くなっている。

自らの娘をいじめによる自殺で亡くした夫婦が「ハートビート」という、自殺志願者を思いとどまらせて救う活動を始める。

自殺の多い場所の近くの電話ボックスに10円玉と「重大な決断をする前に相談してください」というメッセージと電話番号を書いたカードを置き、相談の電話がかかってくれば何時であろうと現場に駆けつける。

すごいのはここからだ。なんとか自殺を思いとどまらせた人を自宅に連れ帰り、立ち直るまで家族といっしょに住まわせ、寝食を共にするのだ。

実はこの映画、藤䉤庸一さんという実在の牧師さんの活動がモデルだ。上映後のトークショーで、そのリアルなお話しを聞くことができたが、自分のプライバシーを全て投げ打って、自殺救助活動に命をかける姿に胸を打たれた。

また、この映画の監督、坂口香津美さんは実際に首吊り自殺を発見して死体を綱から下ろした経験を持つ。実はその自殺者は、当時監督の付き合っていた女性の元カレで、発見場所もその女性の部屋だというのだ。

こういった経緯と、坂口監督と藤䉤さんとの出会いがあって、本作が生まれた。

それぞれの自殺帰還者がかかえる心の問題。共同生活を続ける上で起きる、帰還者同士の、家族の、様々な問題。そして終盤にはフィクションとしての映画ならではの展開も。

9月公開を目指す本作の、本日は初の試写会であったが、予算もない中で製作されたインディーズ作品ではあるが、重く、深いテーマを持った考えさせられる作品だけに、多くの方に見てもらえれば、と思う。
一ヶ月ぶりに「レビューを書きたい!」という強い衝動にかられました。

見応えのある映画でした。
13年前に娘を自殺で失くした主人公が家族や仲間たちと「自殺しようとする人を助ける」活動をしています。

具体的にどのように助けているのかという部分も面白かったのですが、救助後が更に良かったです。

ジャガイモを収穫したり、お握りを握って食べたり・・と温かい空気が流れる日常ですが、そんな中に潜む闇が常に感じられる作品でした。

ラストに至るまでの展開には胸の潰れる思いもありますが、私は人の強さに心が揺さぶられました。

救うことによって自らが救われる。


アップリンクにて10月6日より公開
※ドキュメンタリーではありませぬ。
JR東日本は、3月を「自殺対策強化月間」として、自殺に追い込まれようとしている人が生きることを選択できるようにと「生きる支援」キャンペーンを行っているが、この作品は個人レベルでその支援を行った家族を取り上げて実話ベースで描いていく。
昨年の日本の自殺者は2万1140人で8年連続で減少はしているものの、10代の自殺者は逆に増加している。
JR東日本は、列車との接触や線路への転落を防ぐ為にホームドアの設置を進めて人身事故の抑止に努めているが、一時期程ではないとしても相変わらず、月に数回はその事故に伴う列車の遅延に遭遇している。
この作品で登場する支援ホームは、スマホやガラケー、公衆電話からのお助けコールに応じる形で救助し、その者が「自立」出来るまで支援するという一種の「駆け込み寺」な役割を果たしている。
しかし、善意と救いたいという強い思いで運営されている活動は、理想や高い志とは裏腹に、苛めや虐待、不倫や借金苦、様々な要因で追い詰められた自殺願望者を巡る手痛い現実に踏み躙られることもある。
本作は、それをドキュメンタリータッチの群像劇で浮き彫りにしようとする。
ただ、主演の黒沢あすかさんを除き、彼らを演じるのが、オーディションで選ばれたとはいえ大半が素人であり、プロの俳優たちとは明らかにレベルが違うのと、テーマに対する思いが強過ぎてあれもこれも詰め込んで内容が散漫になり、後味ばかり悪い作品になってしまったと思う。