あざみ野さんの映画レビュー・感想・評価

あざみ野

あざみ野

映画はヒューマンドラマが一番好きです。映画は新作を観る事が多いですが、最近は昔観て感動した映画、観たかった旧作を観ることも多いです。

映画(118)
ドラマ(0)

29歳問題(2017年製作の映画)

3.9

アジア映画大好きな友人に誘われ、監督トーク付き試写会にて鑑賞。

タイトルが示すような、女性にとって30歳になる事への焦りや抱える問題を描いただけの映画ではなかった。

美人で仕事も充実しているけれど
>>続きを読む

エリックを探して(2009年製作の映画)

3.8

TSUTAYAでこの映画がコメディの棚に置いてあり、「ケン・ローチがコメディ?」と思いながら観ました。

労働者が主人公
理不尽なモノへ対し、Fuck you"とわめき散らしながら椅子などを蹴る
……
>>続きを読む

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

4.4

公開時に観た作品を本日再び鑑賞。

結末はわかっていたのですが、やはり良かったです。
尊厳死をテーマにした映画はこの後何本か観たのですが、こんなに胸がせつなくなるのは登場人物に感情移入してしまうせいな
>>続きを読む

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.5

先日「孤狼の血」を観て、江口洋介が恰好良かったので、この映画を観たくなりました。

観ていて、とてももったいない映画だと思いました。

タイの裏社会で行われている臓器売買を描いているのですが、それにか
>>続きを読む

サッドティー(2013年製作の映画)

3.8

二股している映画監督(柏木)、嫉妬深いDV男、アイドルを10年も思い続ける男、など様々な男たちと彼らを取り巻く女たちが登場。

柏木が二股を解消しようとして失敗、そのことを同棲している彼女へ伝える部分
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

妻と別居中のセオドア(ホアキン・フェニックス)と人口知能型OSサマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)が恋に落ちてしまう・・・。

観ながらまず思ったのは、「この映画は人によって、見方によって大きく評
>>続きを読む

ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

4.0

Filmarks試写会にて鑑賞。

ブレンダン・グリーソン演じるホームレス(本人は否定)ドナルドが格好良かったです。頑固ですが、頭がよく、自由な生き方がぶれていません。

自分の格好や暮らしぶりを
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

アカデミー賞作品賞ほかにノミネートされた作品で期待しつつも、タイトル(原題を邦訳)に少し引くものがあり、期待半分で観ましたが、鑑賞後2日半経っても余韻が残ります。

イタリアの避暑地で過ごすインテリで
>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.3

エイズ患者やHIV感染者への差別等へ抗議する「ACT UP」の活動をしている主人公ショーンやその仲間たち。彼らは皆輝いていました。

エイズで亡くなる者の最期は重く、前半の生き生きとしていた姿と重ねる
>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.4

様々な理由で親と暮らせない子どもたちを短期的に預かる施設で働く主人公グレースとボーイフレンド、子供たちを描いた物語です。

一人一人の子どもたちの抱える思いには胸が締め付けられます。
ラップの歌
>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

神を信じず、一人で生きてきた90歳の主人公ラッキーの日常に、「死」が身近になり、考え始めます。

ラッキーの日常は毎朝の体操、馴染みのカフェ、幼馴染との会話など、羨ましい限りですが、その会話は結構笑わ
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.4

イーサン・ホーク演じる孤児院で育った荒っぽい男ベレットと、サリー・ホーキンス演じる絵を描くのが大好きな女モードの出会いから始まる物語です。

モードは幼い頃からリウマチを患っていて体が不自由なのですが
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

試写会で観ました。
対立する暴力団に深くかかわっていく役所広司演じる刑事の気迫がすごく、俳優陣・脚本・演出・・と見事だと思いました。

何度も「昭和」を感じました。「仁義」「使命」も。
どの国にも作れ
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.5

ハネケ監督の他の作品に比べると、本作はわかりやすい気がしました。

主人公エヴ、父、父の再婚相手と子、祖父ジョルジュ、叔母、叔母の息子、使用人一家が主な登場人物です。

この中に誰も悪い人物はいないの
>>続きを読む

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

4.4

優しさと強さ、他者からの信頼が厚い、去り際が美しい、アラビア語を話す・・・
ヴィゴ・モーテンセン様ならではの映画でした。

フランス兵士に「(銃を捨て)降伏してきた兵士達を撃ってはならない」と強く主張
>>続きを読む

修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.8

死体で発見されたIMF理事ロシェが亡くなる前夜行った告解について、黙秘を続ける(当然ながら)修道士に対し、大国・権力者たちが告解の内容を知りたくて迫ってきます。

ハゲタカのような権力者たちと、自らの
>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.2

公開時、大好きで3回見ました。

池脇千鶴演じるジョゼのおばあさんが亡くなって、やって来た妻夫木君が帰ろうとした時、「帰らんといて。ずっとそばにいて」と言って抱きつくシーンが好きだった。

ラスト、「
>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.4

二度目の鑑賞。今回はDVDにて。

ラスト、庭に桜が出て来るシーンなど「(この作品)好き好き」と言っていても、かなり忘れていた。

今回観ても感動。

アキ・カウリスマキの映画では警官、パン屋さん、他
>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.2

2015年に鑑賞。

今一つ一つの場面を思い出そうとしても、それがスクリーンに映っていたのかどうか自信が無くなってくる。

死体を見ながら踏みながら、死に行く者を見捨てながら敗走する兵士達。
あの兵士
>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

テロの背景、犯人については触れず、一貫して「幼馴染の青年3人がなぜテロに立ち向かうことが出来たのか」を描き切っている。

幼い頃教師からADD(注意欠陥障害)ではないかと言われ、一見ただのガンマニ
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.4

アキ・カウリスマキは大好きな監督の一人だ。

彼の作品では、不遇な身の上にあっても主人公は不幸を嘆いているばかりではない。
そんな主人公を助ける人々がいる。
一人一人の力は小さいかもしれないが、それが
>>続きを読む

>|