マツヲ

来るのマツヲのネタバレレビュー・内容・結末

来る(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

やべぇ…
めちゃくちゃ面白かった…

というかこの作品、まず役者陣がパーフェクトなんじゃなかろうか
クズ旦那 妻夫木聡
派手ではないが献身的な嫁 黒木華
なんでもライター 岡田准一
派手なキャバ嬢霊媒師 小松菜奈
闘将 柴田理恵
超人 松たか子

みんなよかった…
もうマジで…みんな…

得体のしれないものが声を変えながら
ゆっくりと近づいてくる感じは『イット・フォローズ』の「それ」みたいで気持ちが悪い…そして声を変えて襲ってくる設定は『模倣霊』に似たところがあった

中島哲也監督はそんなにホラーのイメージはなかったけど、全然いける…というか普通にこれからホラー映画撮って欲しいんだが…
恐怖描写なんて近年の日本のホラー映画の中では圧倒的に不気味で怖かったよ。

「祓いの儀式」これも今作で大好きなシーン
『哭声 コクソン』以来、久しぶりにああいった儀式シーンで満足したシーンだった。もう大爆笑。
大袈裟すぎて笑っちゃうし、自撮りなんて撮ってる女子高生がいたり科学者みたいなのがいたり、もう全てにおいて新しい。

しかしいざ儀式が始まると圧巻の光景。
いや…マジですごい迫力だわ…
特にボロボロに傷つきながらも前に進み闘う柴田理恵…
あの姿はもう闘いの神様。闘神。

しかし、岡田くん渋い…かっこいい…
髭生やすと真田広之みたいだな

一番見てほしいのは儀式のシーンとオムライスの国
みんなみんな全部がオムライスの国
冷静になると怖い…
マツヲ

マツヲ