RAY

父の日/ファザーズ・デイのRAYのレビュー・感想・評価

父の日/ファザーズ・デイ(2016年製作の映画)
3.7
フォローさせて頂いている方の素敵なレビューを読んで鑑賞。


台詞がないので分からないけれど、世界もしくは国?、街?がゾンビになったらという設定だと思われます。


それでも、タイトルは『父の日』。


僕が知っているゾンビの多くは感情を持ちません。
だけど、ゾンビになる前は、ゾンビになる前の姿があります。
たとえば、人間だったり。

じゃあ、その人間がゾンビになった時に、愛はゾンビにも勝るのか?というお話です。

設定として深いなぁと思うのは、現在の自分と過去の自分があるのは決してゾンビだけではないという点です。

時間が進むに連れて、色々な事が変わります。

自分自身も。
家族も。
友達も。
社会も。
街も。
愛も。

だけど、変わりたくないことだってあります。

変わらない為に必要なことは、忘れないことなのだと思います。

でも、忘れないことって日常なだけにすごく難しい。

日常は凄く大切なものなんだと教えてくれるんです。


すごく短い映画なのですが、本当に深くて、とても重要なテーマを描いた映画だと感じました。

映画の中のゾンビの世界の様に、多くの人に伝わって欲しい映画だと思います。


観て本当に良かった。


お名前は出しませんが、素敵なレビューを書いて下さったフォロワーさん。
本当にありがとうございます。



※YouTubeで鑑賞可能なのですが、たとえば、“父の日”や、“父の日 映画”で検索してもなかなか出てきませんでした。
“a father's day ドラマ”で検索すると最初に出てきましたので、良かったらご参考に。
RAY

RAY