RAY

アイアンマン3のRAYのレビュー・感想・評価

アイアンマン3(2013年製作の映画)
3.7
MCU第7弾。


エンドゲームを観るために、MCUマラソンの完走を誓ってから1年強…。
「お前、まだやんのかよ(笑)」と言われても仕方が無い程離れてしまいましたが、Disney+にも加入したことだし、やります!やらせて下さい!!…な感じでリスタートさせて頂きたいと思います。


アイアンマンの第3作となります。
実は、この作品を観たのを最後にMCUマラソンは途絶え、この作品については鑑賞記録までを残しただけのものが下書きとして残っていました。
日付けを見てみると、2019年8月26日…。1年経ってる…。
でもね、ちゃんと内容は覚えていたんです。
だけど、書けずにいたんです。そのことも思い出しました。
と言うのも、僕の中ではこの作品がアイアンマンシリーズでいちばん心に残らなかったからなんです。
そして、今回再鑑賞。
…やっぱり同じでした。
この作品が好きな方には本当に本当にごめんなさい🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


面白くないと言うことではありません。
と言うか、面白いです。
これまでのアイアンマンが(僕にとっては)もっと面白かった。
それだけのことなんだと思います。


トニー・スタークがこれまでのトラウマに苦しんでいて…という彼の人間らしい側面が描かれたことは必要なことだったのでしょうし、この作品からフェイズ2に突入した上で必要な変化だったのだと思います。
そう言う意味では、ここをフェイズ2の始まりとしてどんな展開となっていくのかっ!?の楽しみはこの作品の中に幾つか散りばめられていたので、次の作品も早く観たいと思っています。

今回の敵、アルドリッチ・キリアンを演じたのはガイ・ピアースでしたが、彼は非常に雰囲気が格好良いですね。
ここで彼が観られたことだけでもなんだか嬉しかったです。
よく考えたら(よく考えなくても)ベン・キングズレーが出ていたことも凄いですよね。

最後に、良かった点をもうひとつ。
忘れてはいけないのは、この作品はアイアンマン三部作のラストです。
つまり、始まりと終わりを描いた作品です。
少し前に書いた様に、トニー・スタークの変化は非常に人間らしいものでした。
戦う姿、自分以外の誰かに対してのそれも大きく変化して行きます。
それらを描いた上でのラスト。
これは素晴らしかったと思います。


書きながら思いましたが、やっぱり面白いし素晴らしい作品です。
心に残らなかったと感じたのは、多分、これまでのアイアンマンの方が自分は好きだったからなのかもしれません。
特にヒーローに対しては、ずっと変わらないで欲しいなんて思ってしまう自分がいます。
だけど、物語が続いて行く中で人は変化して行くものだし、それが時間(フェーズ)の変化でもあるんですよね。
変化を受け入れることも楽しみ方のひとつなのかもしれません。

今度は、ここから始まったことがどんな風に続いて行くのか楽しみにしたいと思います。


観て良かった。
RAY

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