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ジダン 神が愛した男のkotchanのレビュー・感想・評価

ジダン 神が愛した男(2006年製作の映画)
1.0
2005年4月23日
リーガ・エスパニョーラ(スペインリーグ)
レアル・マドリードvsビジャレアルの一戦

レアル・マドリード全面協力のもと、17台もの高解像度カメラでピッチ上のジネディーヌ・ジダンをひたすら追い続ける。

冒頭の
"キックオフからタイムアップのホイッスルまで"

特に気にすることもなくスルーしたけれど、まさかまさか、サッカーの1試合90分間をただただ撮影したドキュメンタリー映画。


苦痛でした。

1990年代後半〜2000年代前半においては間違いなく世界最高のフットボーラーだったジネディーヌ・ジダン。
今ならメッシやクリロナやネイマールなどの名前が挙がるのかもしれないし、世代によってはペレだったりマラドーナだったりするんでしょうね。でも2000年代前後の限定付きならジダンなのは譲れません!

今作は「これさえ観ればジダンの全てが理解できる」とまではいかなくても、彼の繊細なボールタッチや華麗なドリブル、芸術的なFKやゴールシーンなどの神がかったスーパープレイ集だったり独占インタビューなんかが詰め込まれた類の作品かと勝手に決めつけていたわけなんですよ。
ところが試合中のジダンを映すだけの非常にガッカリな作品でして、これでは彼の凄さは微塵も伝わって来ないのも当然。ゴリゴリのサッカーファンや三度の飯よりジダンが好きな人には楽しめるのかもしれないし、ジダンを眺めているだけで幸せいっぱいの人には90分間ヨダレ垂れ流しの贅沢な作品なのでしょうが、人並み程度のサッカーファンで、残念ながらジダンよりも三度の飯の方が好きな僕には退屈で面白くもなく苦痛でしかなかった拷問的映画(;´д`)
しかもこの作品、ジダンの退場(レッドカード)で終わります 笑。
なんだコレ…

その苦痛から少しでも早く逃れようとして、途中から禁じ手でもある"早送り"の魔術を駆使したのは許してほしい。だって、想像してたのとあまりにも違ってたんだもんっ!!!!

でもジダン は大好き♡
個人的にはユベントス時代の方が好きかな♫
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