このレビューはネタバレを含みます
これが2001年の事ってのが驚愕…。
穢れとして扱われるだけじゃなく家の中に入れなかったり生理中は学校にも仕事にも行けないってのがショックすぎた。
1ヶ月に5日間不自由な生活をしなければいけないとは…。
55ルピーのナプキンが高くて
51ルピーの胡散臭いお布施には喜んで差し出すんだもんなぁ…
発展途上であり、宗教観も大きく影響しているのは分かるけれどこれが事実というのは受け入れ難い。
それが当たり前とされる社会の中、非難されながらもナプキンの普及だけじゃなく、女性の尊厳の意識すらも変えようと行動に出たパッドマンに敬服する。
神様の前に、個人の権利をきちんと行使すること。
しかし妻や親、村人たちの華麗なる掌返しにイラっとしたのは私だけ?
ラクシュミの願いは
妻の健康と、恥を尊敬に変える事だから目的は達成されているし、パッドマンの行動はとても素晴らしいものなんだけれど村で散々避難してきた人たち現金すぎる…
愛する夫が自分のためを想ってやっているのに、他人と一緒になってラクシュミを批判した妻は帰るに値しないと思う。
どうしてもパリーちゃんとの
幸せを願ってしまう。
パリーちゃんとの恋模様は脚色なのか?
妻や家族が酷すぎる一方で、あんな素敵なパリーちゃんを出したら皆そっちを支持しちゃって妻との復縁を手放しで喜べなくなるんだけどなぁ…
とはいえ国際連合本部でのスピーチは圧巻だった。
あと今のナプキン普及率が知りたい。