けんくり

希望の灯りのけんくりのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
4.0
大型スーパーで働く人々の日常描写を通して、孤独な心に寄り添う優しい映画。

大きな転機なんてそうそうあるもんじゃなくて、ほとんどが現状維持のリアル。ただ上映時間の2時間を通して、少しだけ人生が前に進んだ気がする…、そんな映画もたまには良い。

景色が寒々としているのもあって、ちょっとした優しさが凄くあったかい。

なんとなくドイツ以北の映画で感じる、オフビートな演出も面白くて好き。選曲センスがまじで意味わからないし、こんなにフォークリフトに心揺り動かされる映画があると思わなかったw