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希望の灯りのものレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.4
巨大倉庫型スーパーにて奮闘する新人クリスティアン、無骨な上司ブルーノ、好きになった女性は人妻だった…マリオン。スーパーという閉鎖空間の中で、物語は静かに進んでいきます。
一日の大半が仕事、仕事の中にほんの少しの楽しみがある。仕事仲間に好きな人が居ると楽しいし、たまに目が合ったりするともっと楽しい。

巨大な棚の、空いたスペースに黙々と商品を補充していく。
手を動かす姿は…自分の欠けた所に、何かを押し込むかのようにも見えます。

同じような仕事をする同僚たち。そこに絶対的な優劣はない。
緩い繋がりの、ちょっと不器用で後ろ向きな仲間たちが、とても愛おしく思えてきます。
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