【今作も、まさかのクリスマス映画でした】🎄
まず、「空母」って設定がいいです。
海上自衛隊と航空自衛隊の両方の要素を含んでいますし、空母の他にも潜水艦や戦闘機、戦艦も出てきます。⚓️🛩
①個人的には、今年2019年に公開された『ハンター・キラー 潜航せよ』を観てから潜水艦映画にも興味を持っていたので潜水艦が出てきた時はサプライズでした。😄
②もうひとつサプライズだったのは、今作は今年の中旬に公開されてますけど、これはクリスマス映画ですね。🎄
ただ、中井貴一さんのコンビニ店長の話がストーリーの本筋とそこまで深くリンクしてこないので、「クリスマス映画」ではないのかもしれませんが…。🤔
というか、やっぱり「クリスマス映画」の定義が分かりません。🤷🏻♂️
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【社会派映画として観るなら色々文句はありますが、この手の娯楽映画として観るなら擁護したいです。】
社会派映画として観るといくつか文句はありますが、
かわぐちかいじさんの原作本が未読なので、平和な日本社会の中での問題提起として考える場合はその原作本を読むことにします。
今作は『ホワイト・アウト』🌨の若松節朗監督ですね。(今作では首相を演じた佐藤浩市さんが、『ホワイトアウト』では完全に悪役でした。)
あの映画はこのfilmarksでの評価は低いですが、和製の『ダイ・ハード』みたいで、公開当時、まだ小学生だった自分は普通に楽しめました。😃
日本映画はハリウッド映画とは根本的に、予算や諸映画を製作する環境が違うけど、それでも『ハンター・キラー 潜航せよ』みたいなスケールの作品を日本でも作ろうという熱意を感じます。👍
今作の率直な感想として、
すごく面白いとは言いませんけど、かといって、つまらないとも言いたくありません。
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【豪華なキャスティング】
艦内乗組員や戦闘機パイロット役の俳優さんはみんな、瞬きをほとんどしていません。👁
緊張感が伝わってきます。
高嶋政宏さんも『キングダム』同様に安定の名脇役で良かったですし、あと市原隼人さんのパイロットもハマり役だと思います。🆒
佐藤浩市さんをはじめとした官僚の人達も、いかにもそれっぽい人を起用してます。
でも、
・山内圭哉さんの関西弁の司令官
・本田翼さんの記者さんはイメージとちょっと違う
・中井貴一さんのコンビニ店長の無駄遣い感
とか、ちょっと首をひねるようなところもありましたけど、それも娯楽映画としてはアリだと思います。🆗
それに、敵の「東亜連邦」(架空の国)の司令官や戦闘員が1人のパイロット以外、ほとんど描かれていなかったので、そこは社会派映画としてはどうかと思いました。彼らの葛藤も描いて欲しかったです。🇯🇵
そういう意味でも、今作は社会派というよりは、娯楽映画だと思いました。🤔
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【西島秀俊さんの笑顔が不気味です🙂】
西島秀俊さんも佐々木蔵之介さんも、今年は出演作も多くてすごく働いたイメージです。♨️
佐々木蔵之介さんは元々渋くて好きな俳優さんですけど、『居眠り磐音』も『ひとよ』も今作も、全部いいです。💯
西島秀俊さんに関しては、個人的にはドラマ「昨日何食べた」を毎回楽しんで見ていましたし、
それに今作と同時期に公開された『名探偵ピカチュウ』のピカチュウの日本語吹き替え版の声もしているそうですね。自分は未見ですが…。⚡️
庵野秀明監督作品の『シン・ウルトラマン』にも期待しています。
「昨日、何食べた?」やハウス食品のCMとかもそうですが、西島秀俊さんの笑顔そのものは好きです。🙂
ただ今作は、その笑顔がむしろ不気味に感じました。😨
表層的な笑顔というか、彼の何を考えてるのかよく分からない感じに引き込まれました。
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【国防について考えるだけでも意味はある映画だと思いますが…、】🤔
「もし他国が攻撃してきたら、日本政府はどう行動すべきか?」🇯🇵
を、考えさせられる映画でもあるんですが、
社会派映画としては、その問題提起をするだけで、明確な回答を提示しないような、ちょっと食い足らない映画のような気もします。⤵️
ただ、これは個人的な話ですが、
うちの両親は、今年2019年公開の『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』の次に今作を鑑賞したらしく、
「『ゴジラ〜』より今作『空母いぶき』の方が数倍、人間の命の大切さを感じた」
って言っていました。
自分は『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』は好きですが、それは本当に同感です。♨️