【公開当時、3部作と知らずに観ました。】
過去鑑賞記録です。
※今回もかなりネタバレします。未見の方は読まないことをオススメします。🙇
中学生の頃に初めて劇場で観ましたが、DVDを購入して📀少なくとも3回は観たと思います。
J・R・R・トールキンの原作『指輪物語』📖は「読もう読もう」と思いつつ、結局、今に至るまで読んでません。
おそらく一生読まないでしょう。😅
でも、映画としてはこの3部作はめちゃくちゃ面白かったです。👏
公開当時はこれが3部作と知らずに観に行ったので、
おそらく2時間半過ぎたぐらいから
「え⁉️この調子で指輪を捨てるまで詰め込められるの❓」
って心配しながら観てました。
で、終わった頃は
「なんだ、ここで終わるのか…。早く続きを観たい‼️」
って安堵♨️と次回作への期待😄を持ちながらENYAのエンディング曲を聴いてました。
今作が興行収入的にコケたら次回作もなかったんでしょうが、結果的に大成功を収めて、ちゃんと3部作を作られて良かったです。💵
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【映画を楽しむためにわざわざ架空の世界、架空のキャラクターの固有名詞を覚えるのが苦手ですが…、】😅
(邦題では省かれていますが、)この第一部の副題は「旅の仲間」なので、その旅の仲間のキャラクター紹介にかなり時間を割いてます。⏳
この手のファンタジー世界が舞台の話って、
その映画を楽しむためにわざわざ架空の世界、架空のキャラクターの固有名詞を覚えなきゃいけないことに苦手意識がありますが、
(本当のことを言うと『スター・ウォーズ』も冒頭の長い説明文を見ると一旦頭が拒否反応を示します。)😅
自分にとって今作における序盤のキャラクター紹介の部分を退屈せずに観られたことは大きいです。
①まずキャラクターの善悪の見分けがつきやすいです。🦸♂️🦹
・アラゴルン(演:ヴィゴ・モーテンセン)が最初は怪しい人間として登場したけど、実は味方だったり、⤴️
・逆にサルマン(演:クリストファー・リー)が最初は良い人と思いきや、実は悪に寝返っていたり、⤵️
・ボロミア(演:ショーン・ビーン)が本来の理性と指輪の魔力との狭間で揺れ動いたり、
と紆余曲折はあるんですが
基本的には善悪のキャラクター分けは明確なんです。
敵のオークの造形もいかにも悪役っぽくて、
しかもあいつらを生み出すために森林🌲🪵を伐採しまくってますからね…。誰がどう見ても悪者です。👿
今となっては、“オーク“ってああいう造形の化物であることを多くの人が知っていますが、
当時は今ほど認知度は高くなかったでしょうですからね…。
強いて言えば、
・メリーとピピンの2人がニコイチの存在なので、どっちがどっちか分からなくなります。👬😅
・あと、どちらも悪役ですが、サルマンとサウロンが名前が似ていて間違えやすいです。
ちなみに、
この前日譚である『ホビットの冒険』の3部作も観ましたが、登場人物が多かったですね。
「だからつまらなかった。」ってわけじゃないんですが、いずれにしてもこの『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の方が興味を持って観ていました。
それに、今作はまだ時間に余裕があった中学生の頃に観られたことは1番大きいです。
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【“ひとつの目的のために仲間が集まる話“ってワクワクします。】
ストーリーもシンプルで、
ざっくり言えば、
“世界を制する力を持つ指輪💍を滅びの山🌋に捨てに行く“旅の話です。
「じゃあ誰がその山に捨てに行くのか❓」会議が行われるんですが、
その会議が紛糾して収拾がつかなくなった時に、
主人公:フロド(演:イライジャ・ウッド)がやむなく「じゃあ、俺が行くよ。」🤚みたいにが言うんです。
ダチョウ倶楽部ならそこで「どうぞどうぞ」🫱ってなりますが、😅
「小さいホビットにそんな重荷を負わすわけにはいかん。間違いなく敵にやられる。」
ってことで
・ガンダルフ(演:イアン・マッケラン)🧙♂️
・アラゴルン(演:ヴィゴ・モーテンセン)⚔️
・レゴラス(演:オーランド・ブルーム)🏹
・ギムリ🪓(演:ジョン・リス・デイビス)
・ボロミア(演:ショーン・ビーン)⚔️
そしてホビット庄の友達
・サム(演:ショーン・アスティン)
・メリー(演:ドミニク・モナハン)
・ピピン(演:ビリー・ボイド)
の8人がフロドを守る旅の仲間として名乗りを挙げて、計9人で滅びの山を目指す
という話です。
本来なら主人公:フロドのホビット族は“争いを好まずに平和に生きていたい平和な種族“なのに
そのホビットの少年が名乗りを挙げたことで、価値観とかライフスタイルが全然違う種族たちが一致団結するのは観ていて気持ちいいです。♨️
『七人の侍』にも通じますけど、
“ひとつの目的のために仲間が集まる話“ってワクワクします。そしてどちらも自己犠牲的な話です。
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【ニュージーランド🇳🇿の空撮の風景を観ているだけで圧倒されます。】
それから、空撮のシーンがめちゃくちゃ綺麗です。🎥
ピーター・ジャクソンの出身地であるニュージーランド🇳🇿でロケをしたそうですが、そのニュージーランドの雄大な自然を空撮している映像だけで圧倒されます。⛰️
少し前に岩山🪨を歩いていたと思いきや、
カットが変わったらいきなり雪山🗻を登ってる、時間省略の編集にびっくりしましたが、
だからこそ3時間を飽きずに観られたんでしょう。
しかも公開当時(2002年)は今ほどドローンが浸透してなかったと思うので、
それも含めて中学生だった自分には映像の迫力に対するインパクトが強かったんだと思います。😮
もちろんCGも沢山使われてるんでしょうけど、
3時間もある上映時間を飽きずに観ていられるのは演出のうまさでしょう。
音楽もよかったですね。🎼
『ロード・オブ・ザ・リング』のサントラのメロディも自分はすぐにパッと思い出せるぐらいですから耳に残るんです。👂
映画として盛り上がるんです。⤴️
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【ショーン・ビーン=死んじゃう俳優さんのイメージです。】😇
キャスティングも今となっては豪華ですね。
これを最初に観たのが中学生ぐらいだったんですが、
ヒューゴ・ウィービング(『マトリックス』)や、イアン・マッケラン(『X-MEN』)は、
他の映画で悪役を演じる俳優さんでもあるので、
「キャラクターを憎んで、俳優を憎まず。」
俳優さんは善悪どちらも演じるのが仕事だと割り切って考えるキッカケになりました。
それ以外では
・“ショーン・ビーンは死んじゃう俳優さん“😇ってイメージが今作でつきました。
最初から悪に転ばないか❓が怪しかったですが、強い人のはずなんですけどね…。
いかに指輪💍の魔力がすごいか‼️ってことでしょう。
「人間賛歌は勇気の讃歌‼️」といいますが、彼は勇気がなかったとも思えないんですけどね。
アラゴルンは勇気がありますけど、この世界では人間はちょっとダメな種族ですね。
イライジャ・ウッドも演技がうまいですね。
この頃はまだ元気ですけど、彼もまた指輪の魔力でこれからどんどんゲッソリしていきます。⤵️😨
今作の最後、一旦このチームは離れ離れになりますが、これからに期待できる良い終わり方です。