TAK44マグナム

バーニングのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

バーニング(1981年製作の映画)
3.0
トム・サヴィーニが特殊効果を担当したスラッシャー映画。
「全米27州で上映禁止!」と煽られたけど、実際は単に興行の失敗で上映が打ち切りになっただけ!
完全に詐欺ですね。

キャンプ場の管理人であるバンボロ。
いたずら好きの若者たちの行為が、バンボロを「こんなのグースじゃねえ!(byマッドマックス)」みたいなこんがり焼けた肉塊に変えてしまいます。
いたずらの範疇を逸脱していて、これはさすがにバンボロじゃなくたって「恨みはらさでおくべきか~!(by魔太郎)」となりますよね、普通。
数年後、ズタボロにされてしまったバンボロが再びキャンプ場に現れ、幼気な若者たちを巨大なハサミでズタズタに切り裂いて、恐くて痛~い復讐戦を開始!
首は刺されるわ、手の指がピョーンと飛んでいっちゃうわ、と阿鼻叫喚の地獄絵図!
バンボロのお顔をよくみると、火傷で爛れてしまってグチョグチョです。リハビリをする時間はあっても整形する時間は無かったのか・・・・・
かつての加害者が今度は被害者。
バンボロがバーナーを片手に、自分をこんな風な姿に変えた悪い奴らは皆殺し!と言わんばかりの大活躍です。
もう、どっちを応援するべきなのか悩みますねえ。

とにもかくにもバンボロですが・・・・・・・・
あれ?バンボロなんて名前のキャラクター、最初から最後まで一切出てきませんけど?
これだけバンボロ、バンボロ~!!ってバンボロ祭りの真っ最中みたいに連呼しても、残念ながら劇中にバンボロなんていうキャラクターは登場しません。
映画にハクを付けるために、宣伝マンが一生懸命考えた、それっぽく聞こえるハッタリ名称なんですね~
バンボロ~~!!


テレビ放送にて