Aya

セットアップ: ウソつきは恋のはじまりのAyaのレビュー・感想・評価

3.7
なにこのキャスティング!!!!

エビバデ組完全に狙い撃ちされてますやないか!

もうエビバデのあのヒゲグレン・パウエルの最初のナンパでゾーイに「てめえみてえな口だけ男じゃなくて後ろのイケメンがいい」って言ってたやりとりを今見ると涙が出るぜ!

しかも2人(プラスボス2人)が野球の試合を見に行くシーンまであるんですよ!!!

ダンスもあるし!
この映画に出てくるパーティーは80's中心でめちゃ好みの選曲なので私も招待して欲しいんですけど、グレン・パウエルはエビバデで80'sダンスをめっちゃ練習したから上手なんですよ!

ぶっちゃけグレンのダンスはエビバデで習った骨盤ダンスまんまですw
でもゾーイはダンスレッスン受けてないから下手な設定もエビバデと繋がってるんですよw

ていうかこの映画音楽が全体的に良い・・・。

しかも「マジック・マイクXXL」ネタまである・・・もはや私、製作絡んでた?レベルで好きなものぶち込まれてる・・・。

キスカムのとことか最高だと思うんですよ!
試合とシンクロして全然関係ないとこで一喜一憂してる2人が可愛い!

でも2人が初めてロマンティックな雰囲気になるときに2人がうっとりする対象としてピザが出てくるんですけど、そのピザ全然美味しそうに見えないんですよ!!

アメリカ人のピザリテラシーものすごいと思いました。
ぜひ日本に観光に来たときには日本のデリバリーピザを頼んでみて欲しい・・・感動するんじゃ?

そしてゾーイの友人が婚約パーティーでしてたスピーチが感動的でした。
友達はわりとプレイガールで遊びまくってたけど、つまんねぇと言ってた男と結婚するんですね。

それでも

and yet.

と言って。

人柄で好きになり、人柄に関わらず愛する。

and yet.

この映画、ほぼ2人の働いてるビルが舞台なんですけど、ちゃんと私たちの自慢されたいNYのロケは網羅してるんですよね・・・。
そしてルーシー・リューはバリバリニューヨーカーだ!

現代のNYで若く野心のある者たちはみな大物の「アシスタント」という立ち位置につき、超仕事する優秀なボスにこき使われ、いつか、いつか!を夢見て朝から晩まで働いている。

敏腕ジャーナリスト、ルーシー・リューのアシスタントをスポーツ大好きのゾーイ・ドウィッチが。
成功した投資家のテイ・ディグスのアシスタントをモデルの彼女のいるグレン・パウエル。

2人はプライベートの充実しない仕事中毒のボスに振り回され、自分の時間が全然持てず疲れ果てている。
そこで同じビルに働くこの2人のボスをくっつけてしまえば、自分たちも自由になれる?!と考えたアシスタントの2人が恋のキューピッド大作戦を展開!

という話。

たっのしい♪

ゾーイ

全体的に話も流れも良いし、良い奴は報われ、悪い奴は痛い目を見、誤解してた人がちゃんと良い人だったり、いろんな歯車がうまく噛み合った恋愛コメディです。
こういったロマコメって話よりも展開が大事だと思うんですけど、何よりもキャラクターを愛せる、っていうのが一番大事だな!と思いました。

一晩おいて、日本語吹き替えでも見てみましたが、こっちも結構良かったです。
ミス・ピギーとボルディモートの子供って例えなんか良いw


日本語字幕:柴田 麻衣子
Aya

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