#twcn
デスプラ気持ちよく眠れ過ぎてダメだ…
わたしがダメなのかデスプラ先生がダメなのか…
実際のリチャード3世の遺骨発掘事象を元に描かれた作品。
"A Very English Scandal"のステファン・フリアーズ監督ということでザ・ブリトンな題材かと思ったら物語のスタートはスコットランド。
離婚した後も2人の息子を仲良く育てるサリー・ホーキンスとスティーヴ・クーガンというまったくスコッティイメージのない組み合わせ。
ある日サリー・ホーキンスは息子の付き添いで観劇したシェイクスピアの『リチャード3世』に見入ってしまい、それからリチャード3世の亡霊に取りつかれる。
ちょっと停滞気味だった仕事もサボり家庭生活も程よくサボり開けても暮れてもリチャード3世リチャード3世。
(ちなみにリチャード3世a.k.a役者のポール役はハリー・ロイド。すっごい似合ってる)
彼の人となり、そして行方知れずの骨を探求することに意識と時間を集中させ立派なリカーディアンとなる。
最初は怒られるものの、ものっそ優しいスティーヴ・クーガンと息子たちのサポートによりレスターへも算入し当時の地図と現存する歴史学者たちの助けを借りつつも基本"感"と"リチャード3世の亡霊"の導きによりどんどん確信へ迫ってゆく。
歴史学的に異を唱える意見、リカーディアンに冷笑的な人々の視線にもめげず我が道をゆく彼女の姿はAddictionそのもの。
現代語で置き換えると我らヲタクのストーキングそのものである。
アルコールや薬物でなく歴史上の人物。
彼女曰く『生けるときも亡くなってからも多くの外野から名誉的迫害を受け続けた』ロイヤル。
ていうか、祖先の祖先の…って500年も前に亡くなった方をDNA鑑定で特定できるって現代の分析学は凄いですね…家系的な系譜が残ってるのイギリスっぽい。
ちなみに寝てたのは掘り出してからたぶん2.3分くらい。
わたしあんまり映画館で寝ることないのに…やっぱデスプラのせいやと思うw
新
日本語字幕:松浦 美奈