真田ピロシキ

Far Cry 5: Inside Eden's Gate(原題)の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

2.0
今月発売のFar Cry5の前日譚となる短編。いきなりasylumの名前を見せられて身構えたが、ゲーム自体に興味があるのでさほど問題なく見れた。それでもプロモーション映像以上には感じられない。新作におけるバース、パガン・ミン枠に当たるカルト宗教教祖様のサイコぶりが感じられれば良かったのだが、役者の演技か演出のせいか普通のおじさんに見える。これは先日見たゴーストリコンの方がまだ良かったね。Far Cryらしくトリップ描写を入れてくれるか銃撃戦に野生動物乱入でもしてくれればもう少し面白かっただろうが、これだけでは特筆できる点がない。もっとも現代のシネマティックなゲームは映画的なシチュエーションを操作することに意味があるので、長尺でされたとしても凡庸な映画にしかならない気もする。もうすぐ公開のトゥームレイダーはその辺心配だし、企画が進んでいるアンチャーテッドなんかは映画をプレイする点に全てを捧げてるようなものなので映画にする意義が見出せない。

3の時にもwebで短編が公開されてて、その時の主人公がパッケージでバースに埋められてる人だったので本作の痕跡もゲーム上で確認出来る可能性はある。ゲームを買う予定があるなら見ておいて損はないかもしれない。私は今月は引っ越しで金欠なのでしばらくは買えないが。予定されてる火星DLCが楽しそうだよねー