にしやん

小さな声で囁いてのにしやんのレビュー・感想・評価

小さな声で囁いて(2018年製作の映画)
1.5
ポレポレ東中野のレイトショーや。
2時間近く、寝落ちもせず、真剣に見入った。何かある、何かあると思いつつ。せやけど、何も無かったわ。
浜口竜介風ボン作。大したストーリー無し。台本いっこも出来てへんのに、大した計算もなく、設定と大体の流れだけ決めて、浜口風に撮ってみたらこんなん出来ました、みたいな。浜口が逆に悪い影響を与えてる典型的なやつやな。特に若い監督作品でこんなん増えてくるんかもしれんな。ちょっと心配や。
上映前に、「上映後に監督出演のトークショーあります」との告知あり。監督何しゃべるんか、逆に興味湧いてきて、トークショーまで聞いたった。「観光地でそこに居る人等を傍観するように撮りたかった」。何やそれ?ほんまどうでもええわ。他に撮りたいもんとかないんかいな?「役者が怒り出して芝居を拒否した」おいおい、それはないやろ。言い訳か?。ちょっと待ったってえな。女友達(?)キャスティングしたんあんたやろ。客の前で言い訳してどないすんねん。これな、学内の学生相手の鑑賞会ちゃうよ。曲がりなりにも商業上映(?)やんか。それはないんとちゃう?
ゲストの別の監督も褒め所無くてちょっと困ってる様子。どうでもええ枝葉の話ばっかりしてる。「彼とは学歴一緒なんですよ」「熱海がいいですねえ」。あんたもな、気ぃ遣こてどうでもええしょーもないことばっかり言うてやんと、もっとちゃんと言うたりいな!「その役者を外さなかったことは間違っていない」ん?。あんたら傷の舐め合いしてるんかいな。はあー。ため息やわ。
終わったん夜の11時。祝日の夜中に、50過ぎたおっさんが一人で何やってんねやろ?やれやれ。
にしやん

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