ずっと観たかった作品。観られて嬉しい。
熱海を舞台に旅行に来た男女の関係性を描く。一緒に来ているのにほぼ一緒に行動しない。何となくもう別れが見えているようにすれ違いがサラッと描かれる。本心を見て見…
ちょっとしたユーモアは面白いし、温度感低めな突き放した演出、撮影も悪くない。エドワードヤンかと思った。
けど、それだけだなー、と思った。
彼氏の気持ちはわかるけど、過去を全く説明してない分、それ…
すごすぎる。バスガイドの声がずーっと聞こえていて、車窓から見える景色→眠る女→ガイドを見聞きする男→そして最後にガイドの女性が映される。完璧なファースト(ショット)シーン。ほとんど暴力的な、流れる景…
>>続きを読む大場みなみさんの声が素晴らしかった。
山本英という監督の異常なほどのショットへのこだわりと固定長回しのショット群は、アピチャッポンからの影響はおくとして、やはりあらゆる眼差しの要求に耐えうる強度を…
濱口竜介っぽいという言葉をよく見かけるが、自分としてはむしろアンチハマリュー、アンチ言語劇といった印象。なんならアピチャッポンそのまんまといった感じで、嫌いになることはない。(外の映画と繋げることを…
>>続きを読む主演の大場みなみが素晴らしい声の持ち主であることは舞台で演じる彼女の芝居を見たことがある者なら言うに及ばないが、この映画の即興的なやり取りは彼女の澄んだ声へと到達することを阻んでいる。
固定画面の…
残念な旅行ってあるよね
物語の舞台は、熱海(ATAMI)であり、あの熱海の廃れた感じは残念な旅をするにはうってつけである
4泊5日もするところじゃない
とにかく全体的に音が少ない
長回しも多く、冗…