"悪魔の父に、決意の十字架を"
ヘンリーフールトリロジー三部作のラスト。
成長しきったネッドライフルが過去の遺恨や非業の運命にケリをつけるべく父ヘンリーフールを殺しに行くロードームービー的サスペンス。
これまでに展開した物語の伏線やサブエピソードがまさかの形で結びを迎えていることに、この三部作の信念や奥行きを感じる。
素直に
「ああ!そういうこと?!」
と驚くことができた。
おまけのメイキングでハルハートリー監督が一部では黒髪だったのが、本作で白髪になっていることに時の流れを感じる。
この三部作描ききるのに17年以上かあ〜
素直に敬服します。
ラストのトライアングルトラブルな感じは美しくて悲しかった。
どうでも良い余談だけど、主人公がプロレスラー、ジェイホワイトにそっくりである笑
この三部作を観終えたことに、とても達成感があります。