シネフィルmonk

外套と短剣のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

外套と短剣(1946年製作の映画)
3.5
邦題はコートの下に短剣、銃を隠し持つスパイのことを表す言葉から。

第二次大戦下、ナチス・ドイツが核兵器開発のため科学者を拘束しているとの情報をつかんだ米国OSS(CIAの前身)はある物理学者にその阻止を依頼する。

年代的にDVDのモノクロ映像が粗い上に、ラングにしてはサスペンス要素が少なくていささか物足りない。そのぶんドイツの科学者に成りすました主役のゲイリー・クーパーの活躍が目立ち、ナチスの追求を逃れてスイス、イタリアを巡ってのアクションやラブ・ロマンスに焦点を置いた印象のスパイ映画かな。
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