くぅー

チワワちゃんのくぅーのレビュー・感想・評価

チワワちゃん(2018年製作の映画)
3.7
my映画館2019#30> タイトルとキャストと予告編に惹かれて鑑賞・・・自分には縁の無かった、良くも悪くも煌めく軽い青春ながらも、こういう青春との決別もあるのかと見つめることとなる。

バラバラ死体で発見された女性のニュース報道があり、その女性はチワワちゃんと呼ばれていた人気者だった・・・チワワちゃんとつるんでいた仲間達が、その実像をそれぞれ語って行くだけのスタイルで、サスペンスではないので勘違いなさらずに。

ハッキリ言って、極めて刹那的で、何か有意義な事を得たいなら、オススメはできない類いの作品。

にしても、チワワちゃんは天真爛漫の人たらしで、人を惹き付ける輝きも放ち、誰にも好かれるタイプで・・・逆に嫉妬の対象にもなりやすい訳で。

しかし、こんな若者達は確かに存在感する訳で、でも、この作品をリアルタイムで見ることはない連中でもあり・・・いつかこの作品を見て、どう感じるのだろうか。

そう、バブリーなクラブやパーティーのシーンが多く、EDMがこんなにハマる邦画があるのかと思いきや・・・『リミット・オブ・スリーピング・ビューティ』の二宮監督で、流石でしたね。

俳優陣は旬の面々で、見応えがあり、まずは門脇麦が作品をきちんと引っ張り・・・成田凌に村上虹郎は持ち味をきっちり披露。
チワワちゃん役の吉田志織は初めて見たが、完璧にハマってたかと。
さらには、玉城ティナに寛一郎らもグッジョブで・・・浅野忠信と栗山千明のサポートにニヤリ。
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