花梛

氷上の王、ジョン・カリーの花梛のレビュー・感想・評価

氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)
3.8
時代的にはフレディ・マーキュリーと同じ頃、病気の全容が解らず治療法もないままAIDSで亡くなっているジョン・カリー。
スポーツだから、と父にスケートを許されたが、スポーツだから、ゲイである事が色眼鏡で見られる要因になっているというのが何とも…個人スポーツはともかく、チームスポーツの世界ではほぼカミングアウトしている有名選手っていないところからもジョン・カリーが生きた時代の生き辛さが解ろうというもの。
しかし、セクシャリティなんかどうでもいい。ノイズだらけの、素人が撮影したビデオ映像からでも伝わってくるスケーティングの凄さ!今まで生きてきてこれ程生で舞台を観てみたかったな〜と悔やんだことは無いって位、ほんの一部分だけでも凄かった。
日本人として一般教養程度にアイススケートを見ていれば充分楽しめる。
試写会で頂いたプレスシートでマッチも絶賛してたので(ジャパンプレミアも出ていた)マッチファンの方は是非
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