ガブXスカイウォーカー

ウォリアー・ゲート 時空を超えた騎士のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.5
《あらすじ》
いじめられっ子でゲーム好きの高校生ジャックはある日、バイト先の骨董店の主人から古代中国の衣装箱をもらう。その夜、箱の中から戦士ジャオが出現し、スーリン姫を託される。ジャックは姫と楽しいひと時を過ごすが、今度は箱の中から蛮族が現れ、姫をさらって行く。箱は現代と古代中国をつなげるウォリアー・ゲートだったのだ。このままでは姫は蛮族の王と結婚させられてしまう。姫を助けるために古代の中国へとタイムスリップするジャックだが・・・・。


なんだこの古臭いストーリーと設定は? さえない少年が突如現れた美少女と同居したり、古代中国を冒険するなんてリュック・ベンソンの脚本は相変わらず中学生の妄想レベルだ。キャラクターも、いじめられっ子、お姫様、堅物の戦士、『北斗の拳』に出てきそうな悪役などステレオタイプばかりだ。当然のように最後は全てうまくいく。本当に2016年の製作なのか?
でも、それはそれでけっこう面白い。 
製作費58億円もかけただけあって映像も素晴らしい。王道のアドベンチャーアクションを楽しみたい人にはお薦め。