いち麦

騙し絵の牙のいち麦のレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
5.0
文化への貢献意識より自己実現と商売優先へ振り切った現実展開に感動はなくても是非を捻じ伏せるだけの緻密で濃厚なプロットとラストのカタルシスに大満足。業界不況下では当然なのだろうが、同一出版社内の雑誌編集部どうしが存亡を賭けて啀み合う構図も門外漢には興味深かった。
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