スティーブ

騙し絵の牙のスティーブのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
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廃刊濃厚な雑誌の編集長と編集者が生き残りをかけて名門出版社内で周囲を出し抜こうとあれやこれやと画策するストーリー。

以下ややネタバレ。
演者の芝居とストーリーの展開がよく、演出も練られているため、最後まで飽きずに見ることができた(タイトルといい、いわゆる「騙し合い」云々で客の期待を煽っているわりには、丹念に伏線を拾って「やられた!」といった感じの作品でもないので、そういう意味では正直肩透かしんなんだけども)。「時間は思った以上に速く流れる。だからより難しいと思ったことに挑戦し、成し遂げていくしか生き残る道はない」という台詞は結構刺さりました。