シュークリムオ

SPL 狼たちの処刑台のシュークリムオのレビュー・感想・評価

SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)
2.5
SPLシリーズはバイオレンスアクションと暗い感じというイメージ。今回は少しドラマ性が高い。臓器移植というテーマが重く辛い。いやぁバッドエンド。バッドもバッドでバッドすぎる。「アジョシ」が傑作だったのはやはりハッピーエンドとスカッとしたからであるけど、今作はどちらもなかった。。。アクションはそこそこ見応えあるんだけど、どうもスカッとしない感じにどのシーンも決着がついてしまう。サモ・ハン・キンポーの演出らしさはあった気がするけど、これウィルソン・イップの作品かいなと感じたが、どちらかというとこっちの方が監督は好きなのかもしれない。生と死、そしてリアルな生の優先順位みたいなものを描きたかったのかもだけど、やりすぎている。ほどほどって大事だなぁって。後味の悪さが評価の対象になる作品もあるけど、これはちょっとシンドかったかな…。