SPL 狼たちの処刑台の作品情報・感想・評価

「SPL 狼たちの処刑台」に投稿された感想・評価

Hagiwara

Hagiwaraの感想・評価

3.8
日本公開前に台湾でDVDを購入。中文字幕で鑑賞。
原題「殺破狼・貪狼 Paradox」。「狼たちの処刑台」って邦題も言いえて妙です。

ルイス・クー主演のヘビーな「24」といった感じ。監督は売れっ子ウィルソン・イップ。トニー・ジャーも客演していて、つまらないわけなし!
全編タイロケで、前作でも臓器売買をテーマにしていたが、タイってその手の犯罪が多いのでしょうか。
年々、香港映画界とタイは緊密になってきていて、アクション映画はボーダレスになってきていますね。
二式

二式の感想・評価

3.3
カンフーアクションはカッコいい。特にトニージャーは時間は短いけれど圧倒的。やっぱりトニージャーの蹴り、飛び膝、肘は最高。

ストーリーはSPLシリーズらしいけど、とにかく暗い。主人公が自分勝手すぎてついていけない。展開が重すぎてどんなに敵を倒しても爽快感はない。ラスボスも一度トニージャーに負けてるのもあって、今までのシリーズのようには燃えない。

一番はゲスト出演とはいえ、トニージャーが途中で退場するのが残念。周りと比べて、トニージャーのアクションがかっこよすぎて、もっと見たかった。
eigayarow

eigayarowの感想・評価

4.0
香港の人気シリーズだけに安心のクオリティ。格闘シーンはサモハンがアクション監督だけに、骨を折る系のエグさがあってニヤリ。格闘能力の高いお父さんが誘拐された娘を助けに行くって設定はやっぱりあの名作『96時間』を連想するねやっぱり。
ただこの結末は後味悪いから●●系の映画好きじゃないとススメにくい…オチのことは書きにくいけど。
だいぶ前に鑑賞。
娘を攫われた熱血不器用お父さんが心優しい敏腕刑事と共に臓器売買組織に戦いを挑む。
SPLシリーズは前2作とも鑑賞済みで、特に前作「ドラゴンマッハ」に死ぬ程興奮した身なので期待を膨らませ鑑賞したところ、あまり楽しめなかった…ストーリーはほぼ同じで、アクションの素晴らしさも前2作に引けを取らない。では何故本作には熱くなれなかったのか…?それはスター性の無さなのではと思った。本作の主演ルイス・クー、ラム・カートンそして敵のクリス・コリンズの三者には一作目のドニーさん、サモハン、ウー・ジン、二作目のウー・ジン、トニージャー、マックスチャンに匹敵する魅力を感じられなかった。特に悪役が魅力的だった前二作と比較するとクリスコリンズは申し訳ないけど好きになれなかった。トニージャーも友情出演しているもののやたらと陰惨な展開にしたがる物語によって早々に退場させられる。
がっつり寝てしまった。
タイが舞台ということもあり、「オンリーゴッド」のカラオケ神さまことビタヤ・パンスリンガムが出演していて自分の娘にカラオケで歌を歌わせていたのが笑えた。
HO

HOの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

こっちにはトニージャーがいるのに負けるなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!あーん!!!!!!
期待して観たかった今作がやっと地元で公開されたので鑑賞。

みんな大好きSPLですが、知らない人のために説明しようとすると途端に困る今シリーズ。
俳優もストーリーも何ら繋がりはありません。
日本においては題名も「SPL 狼よ静かに死ね」「ドラゴンマッハ」「SPL 狼たちの処刑台」と雰囲気と勢いだけで付けていて意味がわかりません。
wikiによると中国における凶星とされる「七殺星、破軍星、貪狼星」から1文字ずつ取った殺破狼でSPLみたいです。

無理矢理共通点を見出すと「子供のためにパパ殺りまーす」という感じです。

確かに前2作に比べるとパワーダウンは否めないですが充分楽しめました。
前作で爪痕を残した敵役が主役になるシステムかと思っていてマックス・チャン主演を期待したのですがルイス・クーの方でした。
ルイス・クーも充分魅力的ですが。

トニー・ジャーが前面に押し出された作品の様に思っていたのですがOPのキャストロールの特別出演の文字に不安を覚えた通り脇役だったのは残念でした。
しかしムエタイサイコメトラー刑事という意味不明なキャラ付で頑張ってくれていました。
拳銃よりも植木鉢を蹴飛ばした方が命中率がいいのは流石です。

ルイス・クーのハンマースイカ割りというオリジナリティ溢れすぎる尋問シーンは素晴らしい。
こういう暴力描写の豊かさは中韓には敵いませんね。

残念な点はやはり強敵の不在で市長の秘書は達人であって欲しかったです。
ラストのビターさもいいですがトニー・ジャーのムエタイヨガパワーで全員生還してくれても良かったですよ。

こういう映画を率先して上映してくれていた地元のみなみ会館が閉館してしまい困っていたのですが、新しくできた出町座さんのおかげで観る事が出来ました。
カフェと本屋が一体となったオシャレな空間の地下で今作を観るという体験は素晴らしかったです。
pirori

piroriの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

皆さんのレビュー、中国香港の社会や歴史との関連性まで紐解く過程が映画以上に面白いです、ありがとうございます。

疲れた状態で見たら何も考えられなくて、ただただアクションシーンに驚き、お互いになかなか折れなくて笑えてしまい、そういう意味では面白かったですw

父に逮捕されたウィンチーちゃんの彼氏が何かに絡んでるのかと思ったら全くの無関係だったことや、タクが父に触れた時に見た景色が危険以外に何を示すのかよく分からないまま見終えてしまいました。

私がなんとなく見てしまったが故に「繋がり」が見抜けなかったのか、そもそも繋がっていなかったのか、その辺り勿体ない見方をしてしまったなという気持ち。

映画は1日多くても2本までにしようと決めた。(この日4本みて頭パンクしました)
シリーズ全作鑑賞済。フィルターでトーンを落としてはいるが、画面に黒が出ない。常に空が晴れているし、雨を降らせないのも不自然。アクションにしても場を活かせてるのは中盤の室内から屋上の場面だけで、クライマックスの工場でのアクションは銃によって阻害され不完全燃焼。
香港映画ならではのアクションはさすが圧巻ですねぇ〜。ラストに向けては『96時間』を思い起こさせる《お父さん無双》状態に!
子供を守るタク刑事など切ないシーンが多いのも◎
見た味

見た味の感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

重かった〜〜〜〜〜〜。
主な辛いポイントは、警官として事件の情報集めの中で殺されてしまったこと(しかもやり方が本当に非道。自分は落ちそうになった時助けてもらったくせに悪どく子供投げて助けさせて高い身体能力のお陰で間一髪助かってたのに突き飛ばすとは何事)、ボロボロになりながら懸命に情報集めてやっと臓器売買の拠点に辿り着いたのに時すでに遅しで再会すれば娘は冷たかったこと、最愛の妻と娘を失い復讐を果たしたのに哀しげな表情を浮かべて自害したこと。
アクションもすごく良かった。最近グロ映画よく観てたからアクションシーンあるたびに腕ちょん切れたり内臓飛び出たりするのかと思ってたけど、そんなチープなことはなく、重いバシンバシンとした音と共に拳の戦いが続くしちょっとやそっとでは全然くたばらないし、満足するまでアクション楽しめた。ストーリー重過ぎて悲しくなってきてたのでアクションが心の息抜きになってたかも。警官死んだシーンは心が死んだけど。
娘が誕生日に彼氏を連れて来て結婚したいと話ししかもデキ婚。あらまあと思ったけどその後のお父さんの対応もおおまじかと思った。未成年淫行の可能性で娘の誕生日に彼氏逮捕する?すごい。
余韻がすごい。とても悲しい。
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