前作の伏線がしっかり回収された。
序盤は先代バーフバリとデーヴァセーナとのロマンスを中心に回顧される。そして何故2代目バーフバリが国を去らねばならなくなったのかも明らかに。
ストーリーは分かりやすいし、アクションシーンは人間技を超越した超弩級のバトルをど迫力のスケールで描かれているので気持ちいい。CGも随所に使われ、ここまで振り切れているとさすがに細かいことを気にするレベルではなくなり、エンターテインメントとしてただただ映像を楽しむのみになる。
この破天荒なストーリーを考え出すのも相当なものだが、これを真面目に映画にしてしまうのはとてつもないエネルギーと費用を要する筈で、インド映画産業界の凄まじい勢いを感じざるを得ない。
1点難を挙げるなら、登場人物の名前が長くて耳馴染みがないので覚えにくいことか。これは見る側の問題だけど。