さっき見たジム・キャリーはアメリカを代表する顔芸の人という印象だったが本作も負けずに我国の顔芸の人が出てくる。
ライアー・ライアーはジムだけだったけど本作は中尾彬やら麿赤兒やら武田久美子やら竹中直人やら顔芸というか出落ちに近い面々が矢継ぎ早に出てくるのでテンションは騰がる。伊勢谷クンも顔芸のヒトなんだというのも本作の驚きだったけどそれ以上に二階堂ふみがめっちゃ顔芸達者で驚いた。この娘コメディエンヌの一面もあったのね。
ていうか伊勢谷クン最近全く見ないよね。アイツこのままフェードアウトしていくつもりなんだろうか。
本作の公開は2018年らしいけどこの時期はまだ本作のような東京崇拝があったが2025年現在もうその雰囲気は終わりつつあるよねという身も蓋も無い事も本作見て思った事で。
本当に東京オリンピックは東京の雰囲気変えたと思う。そしてこれからは地方都市の時代に移っていくように思います。
東京一極集中の時代はある意味小池百合子が終わらせたという事になるんでしょうね。良くも悪くも。
あと本作は宝塚の雰囲気が異様に濃くて、どうやら原作の魔夜峰央にそういう趣味があるらしいのも本作で知った事。ていうか主人公の一人にタカラジェンヌの名前そのまま宛てるなんて相当好きよね。
つーか宝塚の雰囲気ってホント独特よね。ジャパニメーション好きの外国人はアレ見てどう思うんだろうか。
自分漫画原作の映画化はほとんど受け入れ不可だったんだけど本作は割と普通にみれた。るろうに剣心とかちはやふるとかはもう見てらんなかったんだけど。
ただ後半になってグダっていく感じはなんか相変わらずの印象。あの辺もう少しどうにかならんもんかね。