怨念大納言

翔んで埼玉の怨念大納言のネタバレレビュー・内容・結末

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

「口が埼玉になる」「埼玉がうつる」「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」、冒頭から酷すぎんだろ!
そしてついでにdisられる八王子と群馬、千葉、茨城。千葉だと思われる西葛西。
これも可哀想。

都会っぽい事を至上価値とする逆世紀末。
出身で差別される都知事育成学校に転入する、アメリカ帰りのGACKT。
生徒会長の二階堂ふみと揉めて、嫌がらせでやらされた東京の空気をテイスティングして地名を当てる鬼競技も、GACKTなら余裕。
一瞬でGACKTに惚れるチョロい二階堂。

色々あって抗争する千葉と埼玉。

まずは埼玉の内輪揉め。

ネギとせんべいだけが名産で、海が欲しくて仕方がない。
だ埼玉、く埼玉、うさんく埼玉、うる埼玉、あおく埼玉、田舎く埼玉、古く埼玉、…。
これに対する反論が、「何もないけど住みやすい」。
あれ?釣り合ってる?
いや、本人たちがいいならいいけど。

いよいよ千葉と決戦。
人口では埼玉。
ヤンキー対農民。
YOSHIKI対高見沢。
弱すぎる小倉優子と小島よしお。
強すぎる市原悦子。

と、見せかけて、二階堂ふみ暗躍。
群馬とかいう蛮族の住む密林で、オヤジのスキャンダル発掘。
千葉と埼玉は連合を組んで、東京を攻めるのだ!
真に強いのは持たざるものなのだ!

で、東京制圧して日本埼玉化計画へ。
良かったね!

ラストのはなわもいい。
怨念大納言

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