玉造

バーニング 劇場版の玉造のレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
3.5
観終わった後に、なぜか眠れなくなる。
最後まで全く判明しないから。
ただ観た人に疑問を投げ掛けて幕を閉じる。
「え、終わり?!」
そこからいろんなパーツを組み合わせ自分でこの謎を説くしかない。

突然行方不明になったへミ。
飼ってるはずのネコ。
あるはずの井戸。
裕福なのに人生に退屈しているベン。
突然ベンの近くにいる美女。
ビニールハウス…。

村上春樹の短編を原作にしているそうだが読んでいないので、比べる事は出来ないが、この短編を2時間以上のミステリー映画にし、観客に何とも言えない不快感を味わわせるのは凄い。

燃やしたビニールハウスは燃えてない。あるという井戸はない。
あれだけエサをあげに行ったのに一度も見なかったネコがベンの家にいる。ヘミの腕時計もベンの家に。ただ単にジョンスの思い込みか?
本当なら評価は高く付けたいが、睡眠を妨害したことで低めにした。m(__)m
玉造

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