コーディー

ビリーブ 未来への大逆転のコーディーのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
3.8
永きに渡り幾ら女権を訴えてもラチが明かない男権社会、当然のように慣例化した性差別を打破る突破口として女性としてだけでなく人の多様性を訴えたルース。そろそろ社会や法律が個人の生き方を縛るのやめろや〜な熱き想い、身を以て示す彼女の前線で闘い続ける姿が熱い!

ルース・ギンズバーグの辞書に不可能はないと思わせる逆境を乗り越える逞しさ。そこには映画では伝えきれない苦難があったに違いないけど正論だけでは崩せない保守の壁を貫く鋭さ、それを得るための弛まぬ努力。そしてマーティという夫の支えがあってこそ!気持ち良い映画でした〜

この優秀だが負けん気強く猛進気味なルースをフェリシティが小さな身体で躍動させててとても魅力的!そんなたまに掛かり気味なルースを優しく支え手綱を握るw夫マーティンの包容力、アーミーハマーがカッコ良過ぎるぞ〜w
この凸凹夫婦の二人三脚、娘のとの関係も素敵だ!