このレビューはネタバレを含みます
久々にグッときたドストライクの作品!
男だったら絶対こういう女性が好きですね。
"ホイットニー"や"エイミー"を思い出す、
光と影を行き来するエンターテイナー、
ジュディ・ガーランド。
睡眠薬の過剰摂取で亡くなる直前の彼女を描いた今作品の見所は…
やはり本人が憑依したかの様な
レネーゼルヴィガーによる見事なショーです。
ブリジットジョーンズの冴えないポッチャリさんから
薬物中毒を抱えた天才女優役まで…
近年の彼女の整形騒ぎなんかどうでもよくなっちゃうインパクトでした。
ホイットニーは幼少期の性的虐待
ジュディは大人から強いられたドラッグと枕営業…。
否定も肯定もできないけれど、
過激な闇を抱えたからこそ爆発する才能があり、
弱さが表現力を育てると思わずにいられません。
フィナーレで歌うオーバーザレインボー、何が良かったかってジュディの大ファンのゲイカップルがもう最高でした。
気付いたらパンフレットだけでなく、サントラまで買っていました(><)