溢れる富と知性で女性ホイホイ。残忍で陰湿、幼稚。
ディビッド・テナントさんのケイル・エンドレイクはそれらが渾然一体となった本物の悪魔だった。
特に幼稚さにぞっとさせられた。
そして肉弾戦に強くないところもテナントさんらしかったり。
テナントさんの異常者が観たいときに『ジェシカ・ジョーンズ』のキルグレイヴと双璧を成していると思う。
主人公の追い詰められ方が怖かった。堀を埋められている怖さ。少し移民の社会的立場や家庭の事情も見える気はする。お義父さんは家族思いだったけど。
ラストがちょっと甘く感じた。あれくらいじゃこの男には足りないです。
テナントさんが実在のシリアスキラー演ったドラマ、日本でも観たいです。すごいって聞いたからこれ以上…?ドキドキ💗
