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ブラック・クランズマンのprocerのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.6
歴史、人種、国民性。
今の時代だからすべてが詰まった
本作は胸に迫る。
私は身近に外国人種の方が居るので、
胸糞すぎる人種差別作品は
鑑賞しないようにしている。

本作は有名なKKKに黒人新米警官が
侵入捜査をするという、
大胆不敵な実話作品。
監督はスパイクリー。
これは期待出来るってもんだー!(笑

まず、主演がとても魅力的で、
ユーモアと皮肉なあふれている。
自虐ネタは仕事、という
とんでもない行動をさらりとこなす。
えっ!?デンゼルワシントンの
長男?七光じゃないですね。
きっとこれから伸びると思います。

パートナーはSW最後の三部作品で
重要な役を演じたアダムドライヴァー。
散々な評価を得たSW三部作だったが
彼の演技は評価されていた。
本作も難しい役所をキチンとこなしている。
真実はどうかわからないが、
KKKメンバーの一部は割と人間的に
対応しているのが意外だった。
無論下の中みたいな人間性では
ありますが、ね。
ほとんどはやはり非人間的な
あり得ない人だらけ。

もちろん、かなり過激なセリフや
行動が飛び出してくる。

今や日本も他人種社会が当たり前に
なりつつある。少なくとも
私の周りは近所も生活もそう。

だからこそ、知らなすぎる
日本、平和に慣れすぎた日本人は
こう言った作品を観るべき、
と強く感じた。
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