KkK
黒人として初めてコロラドスプリングズ警察に配属されたロンストールワース。
操作の一環で白人至上主義団体であるKkK（クー・クラックス・クラン）に潜入捜査を行う。
・感想
スパイクリーのマジギレが伝わってくる、エンターテイメント作品にも仕上げられつつ胸糞映画でした。
脚本の完成度も高いし、コメディ要素も交えててすごくいい映画だったのは間違い無いんだけど、最後の2分間とある人物の存在がキツすぎて点数付けれませんでした。
こういう映画を見て、アメリカの負の部分を勉強するのも大事なんでしょう。
ちなみに最後の2分がなければたぶん4点以上は付けてます。それぐらい異質でスリリングな面白い映画でした。
・印象に残った点
@ディヴィッドデューク
先週くらいに某整形外科の人も言ってたけど、今の時代にホロコースト否認してる人がいるとマジで思わなかった。
スパイクリー曰く、デュークとトランプにこの映画を是非見て欲しいとのこと。なるほど。
@クライマックス
「ゲットアウト」の別エンディングがフラッシュバックするまさかの展開に目が離せなかった。と思ってたら製作総指揮にジョーダンピールの名前があってなるほど。
彼の新作の「Us」も凄く面白そうなので、日本での公開が待ち遠しい。
娯楽作品として見に行くもんでは無いと思いますが、凄くいい映画だと思います。
