憎しみに居場所はないという最後の映像に全てが詰まっている気がします。
実話といえど過去の話だろと思いきや、まだまだユダヤ人や黒人差別は根強く残り続けていて、とても恐ろしい話です。
この最後の映像がなかったら、バディムービーのハッピーエンド作品だったと思いますが、スパイク・リーはこれを語りたかったのだろうと、日本だったらこういうトランプ政権批判や差別の話を作るとすごい人権団体やらなんやらからバッシングや問題が起こるんだろうなと思います。
とはいえ、重すぎず軽めに観られる映画ですので、構えずに観ても大丈夫だと思います。ただ同じ黒人差別を題材にしている同じ時期の映画だったらグリーンブックの方が観やすいでしょうが、こちらはまだまだ差別は消えていないぞ!というメッセージがあるのでどちらも観て欲しいです。
音楽もめちゃめちゃ良いです。