これもね~、フォロワーさんたちがよくレビューしている作品だったので
ふわっとした気分で観てみたら、「あ~、観てよかった。好き」と思いました。
近未来×人間VS人工知能 というSFの王道テーマではあるんだけど、とにかく古めかしいテーマをすっごい新しく描いてて、ああ、今って2020年なんだ、どらえもんとか、アトムとか存在しててもおかしくない世の中なんだ(いや、どらえもんはおかしい)とかって感慨深かった。
映画自体は2018年制作です。
テンポ、スピード感、セリフ量、キャラクター人数、どれも必要最低限で回していて、省エネなんだけど、小道具、セットなどどれもこれも素晴らしい。
電脳カーと、アナログカーの混在具合とか、リアル。
ナノロボット攻撃とか、KGBがすでに実用化してそう。
「レディープレイヤーワン」でも描かれていた、
ハッカーたちのたまり場で、VRゴーグルつけてでうごめいている人たち。異様な光景だけど、すべてはあと数年したらごく当たり前の光景になってるはず。
生体内に武器を埋め込むコブラ的発想は昔からあるけど、実写でみるとタリバンとかのおなかに爆弾仕込む感じの気持ち悪さが思い出させられてオエってなる。
私の友人に、脊髄損傷で車いすの男性がいるのだが、こんな生体テクノロジーが進めば、彼もいつかまた歩けるんじゃないかという夢のような希望を抱かせてくれる。
とにかく、厨2心を鷲掴みされたSF作品で、私は興奮しました。