高瀬とうや

アップグレードの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

アップグレード(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

女性警官がウザイ。
こいつが容疑者に言い逃れされずにとっとと捕まえていたら主人公は第一の殺人を犯さずに済んだのに、妻殺害犯を狙うよりも主人公を逮捕する事に躍起になってるところがもううざったらしいことこの上ない。
ドローン追跡も役に立たないくせに、主人公の家にアナログ盗聴器を仕掛けるし。

しかしながら、二転三転していくストーリーには引き込まれた。
途中には「エロンが怪しい」と思っていたのだが、まさかの「ステムがグレイの身体を乗っ取る為に全てを画策していた」と知った時には驚かされた。

しかしながらバッドエンドなんですよね(人類にしてみたら
初見では「このストーリーは凄い!」と思うんだけど、二回目は見ないかな・・・。
精神力が試される映画。

あとソウの脚本家リー・ワネルなので、ゲロは吐くわ口を切り裂くわ、銃で頭部をぶっ飛ばすわで結構表現がキツイので注意。

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
妻を殺され、自分も四肢麻痺にされた主人公・グレイは、知り合いの天才エンジニア・エロンの協力を得て、ステムと呼ばれるAIチップを体に埋め込む。
それによって体の機能が回復するどころか、人離れした力も手に入れた。
頼りにならない警察をあてにせず、独自で犯人を捕まえようとする主人公。
ステムの行き過ぎた行為もあり、1人、また1人と犯人たちを殺していく主人公。
奇妙な事に、犯人たちも体に銃やナノマシンを埋め込んでいた。
犯人たちの身体の特徴、そして通話記録などからエロンが首謀者だと思いグレイは会社に乗り込む。
しかしエロンは「自分はステムの言う通りに動いていただけだ。彼はお前の身体に自分を移植させる為に事故を引き起こした」と真相を告げる。
エロンと女警官の殺害、絶望とステムの暴走により、グレイの心は完全に壊れ、身体のコントロールを奪われてしまう。
だが、妻と幸せな時を幻の中で過ごすグレイは多幸感につつまれていた。
高瀬とうや

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