まず結論から言うとめちゃくちゃ面白いです。
話は結構単純で、大学生が強盗事件を起こすスリラーっぽい映画ではあったんだけど、まさかのまさかのご本人登場インタビュー映画なためドキュメンタリーチック。ドキュメンタリーを通して犯行を思い返していく映画ではあるかな。そういうわけもあってか、犯行シーンが結構リアルに感じられたりした。
映画冒頭から心を鷲掴みにされてしまった。かなりセンスある映像。緊張感はMAXになる。「あ、本当にこれから彼らは強盗をするんだろうな」という説得力ある演技、うん演技が本当に素晴らしかった。失敗すれば家族に迷惑をかけるんじゃないかという葛藤だったり、将来に影響を及ぼすんじゃないかという心配や不安これら全てが演技から感じられた。
ところどころに笑いもあったけど、笑い自体多すぎなくて丁度いい塩梅だった。笑いに合うかどうかは分からない。
事実なだけあってちょっとおかしくない？というツッコミどころもあった。お金を渡すのをあんなに大通りしかも昼間にやる人がいるのか笑 と思わされた。
ただこれも嘘かもしれないので、事実かどうかは分からない。どこまでを信じるかは視聴者に委ねられる。
「まとめ」
妄想シーンは視覚的にかなりかっこよかったり、でも大学生らしさが残ってたり心の底から楽しめる映画だった。ドキュメンタリー形式も全然気にならなかった。
