kyohei

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のkyoheiのレビュー・感想・評価

3.7
1月1日は、ファーストデイなんだと気づき、ここ数年毎年観に行っているような気がする。
思えば16年は、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』、17年は『この世界の片隅に』を観にいった。
去年は、『オリエント急行殺人事件』と『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を続けてはしごして観て、なんという殺人のトリックなんだと驚き、土屋太鳳の迫真の演技に驚かされた、良い体験をしたので、まぁ先週の三連休でほぼほぼ観尽くしてしまったので、今年は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を観てきました…
『奇跡の実話』から『愛しき実話』へ

感想としては、なんだかんだで観て良かった映画だと思いました。
体は不自由でも心は自由なんだなぁと思いました…
障害を背負っている鹿野さんを1人の人間として描いているなぁと思いました。
大泉洋が演じるからこそ、始めは、凄いわがまま、身勝手な人なんだけど、やっぱりなんか憎めないですよ…
1日1日生きるのに必死だし、人間困ったら、助けを借りてもいいんじゃないかなぁ?と思わせてくれました。
だんだんと弱っていくのもなんか本当に痩せてきていたので大丈夫かなぁとも思いわせてくれる。

三浦春馬と高畑充希の二人の感情を振り回して、最後はくっ付けるのもなんか正月映画ぽくていいなぁと思ったり、萩原聖人を初めとした先輩ボランティア達も味があっていいなぁと思いました。

願わくはば、ブルーハーツの『キスしてほしい』がエンディング曲でも流れたらもっと良かったかも…なんて思いもしましたけど良い映画でした。
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