このレビューはネタバレを含みます
放映当時、映画予告で気になってたけど、結局WOWOWで観た。
実話感動系は、「感動しなくてはならない」という強迫観念があって苦手🙀
でも、大泉洋さん演じる鹿野さんが、とにかく尊大なまでの自分勝手なやつ‼️🔥
おかげで「なんじゃこいつはー」くらいの気軽さで観られたのがとても良かった。
素直に物語に入り込めて、鹿野ファミリーの絆に胸が暖かくなったし、最後のカラオケのシーンとか自分もファミリーになった気分で一緒に歌いたくなった…😂
また、高畑充希ちゃん演じる美咲ちゃんがキュート👏❤️
年頃の女の子らしく、ボランティア一辺倒の彼氏にふてくされる態度もかわいいし、
鹿野さんと触れ合ううちに軟化していき、どんどんファミリーの中心メンバーになっていく姿もつい応援してしまう🎌
重くなりがちな、病状悪化〜リハビリのシーンも、充希ちゃんのキュートでタフな雰囲気のおかげで悲しくなりすぎず観れた😄
高畑充希ちゃんっていい女優さんだなと思った🐶
心に残ってるのは、鹿野さんの命がけのワガママな生き様と、
「最近の若い子は人に迷惑をかけるのを怖がりすぎてる、迷惑をかけなければ人は生きていけない」みたいなことを言うシーン。
鹿野さんのはちゃめちゃなワガママは、自分にできないこととできることを理解した上で、1日1日を目一杯に楽しんで、心のままに生きようとしている証で、抱えた難病に縛られることをよしとしない、鹿野さんの精神の自由さを象徴している。
他人の視線や、自分の身体、身を置く環境ばかりが気になって、行動しない理由を自ら作り出してる最近の自分と照らし合わせて、なんだかすごーく憧れた😞💦
