人に助けを請う勇気
筋ジストロフィーを罹患している鹿野と彼を世話するボランティア達との交流を描くドラマ作品
大泉洋の演技力
コレに尽きる。鹿野が喋り倒してるシーンは軒並み面白い。障害者が人生楽しんで何が悪い！でも度を超えたワガママを高畑充希に諫めらたら、キチンと謝る。鹿野の裏表ない人の良さが魅力的だった。
ただ、それ以外の部分がちょっと微妙
田中（三浦春馬）とその彼女美咲（高畑充希）のゴタゴタに共感はできず、映画的な盛り上がりもイマイチ。2人の性根の腐り方が好きにはなれない。最初は勿論それで構わないが、鹿野の人間性に触れたからっといって根本的な解決はされず（そもそも、鹿野が解決できる次元の話ではない気がする）、有耶無耶にされたままで、結局最後まで2人に好感が持てなかった。最終的には“良い事げ”な話に収まるが、ラストシーン含め偽善感に満ち溢れていてハッピーエンドには到底見えない。絶対別れるだろ、あの2人
大泉洋の演技は見事だったが、それ以外の部分が気になってしまったのが残念
