ひでG

猫の恩返しのひでGのレビュー・感想・評価

猫の恩返し(2002年製作の映画)
2.9
「風の吹かなかったジブリ映画」


観ていたと思ってたら「耳をすませば」と混同していた。
最初の猫を助けるシーン以外は見てなかった。

なるほど、、歴代のジブリ作品の中では、ちょっと違うテイストかな。

僕の観てきた、認識している
「壮大・劇的・強烈なキャラクター・現実から一気の展開・はたまた現実への厳しい目線のリアリディ」という特徴を持った
ジブリ作品群とは、別の棚に入るのだろう。

よく言えば「軽く、ほのぼのした」
悪く言えば「抑揚のない、たわいのない話」として、私は認識しました。

たわいのない話というと、やや引っかかる人もいるだろう。
だって、主人公は猫の世界に引き込まれて、自身も猫になりかけているんだから。

でも、それがあまり緊迫感がない。
追われてたり、助けたりしても、スピード感がない。

まあ、どうにかなるかという気持ちになる。

多分これ本作の味わいでもあるんだろう。
そこが好き、って人もいるのだろう。

僕はそう感じなかった。あまり気に入らなかったな。

その理由
①登場人物?が、「はい、ここで登場しました!」みたいに、登場のため、物語の進行上出てきました、って感じがしてしまったこと。

②多分、作り手が一番言いたかったことを、割と唐突に?に主人公の女の子のセリフで言わせてしまっていること。

③偽りの塀が倒れる所は面白かったけと、逃亡?元に戻る?クライマックスの絵がイマイチだったこと。

あるものに乗って、降りるのも、ビジュアル的にいけてない(・_・;

まあ、そんな感じの映画でした。

そして、今回のテレビ放映の( *`ω´)

あのテーマ曲のサビで切るって、どんなだよ!😬

サビで切った後が、僕の嫌いな「●●時間テレビ」関連!

映画は映画として、ちゃんと流してね。
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