らんらん

引っ越し大名!のらんらんのレビュー・感想・評価

引っ越し大名!(2019年製作の映画)
3.5
松竹、時代劇、コメディ
出演者、星野源、高橋一生、高畑充希
小澤征悦、濱田岳、ピエール瀧、飯尾和樹
富田靖子、松重豊、西村まさ彦、及川光博
立川志らく(ナレーション)

【内容】
天和二年(1682年)、徳川綱吉の時代

幕府(柳沢吉保)に疎まれた姫路藩主松平直矩(及川光博)は国替えを命じられる
そこは遠く九州の日田で、石高は半分に減封、おまけにこの難しい引越しを指揮する人物も見当たらない状況にあった

ってことで
主人公の星野源が引越しの担当者(引越し奉行)を押し付けられ、なんだかんだあるもののめでたしめでたしになるまでを描くドタバタコメディ時代劇

※なんだかんだ
・引越しのやり方がわからない!
今は亡き前任者の娘である高畑充希が助けてくれる
・予算が足りない!
商人に借金したり、荷物を減らしたり(見切り)、自分たちで運ぶことにしたりで解決
・リストラ問題
ピエール瀧、飯尾和樹、小澤征悦ら600名をリストラし百姓転向をすすめる
・柳沢吉保のいじわる
スパイを通じて情報を得ていた柳沢吉保は引っ越しがうまくいかないように妨害工作をしていた(裏切り者は西村雅彦)

【感想】
まあ「参勤交代」とか「殿、利息でござる」とかと同じジャンルの映画
軽いノリの時代劇で見てる最中は気軽に楽しめるのが良いところではあるけど、しばらく経つと内容忘れちゃう系
しかも同じジャンルの映画がいっぱいあるのでどれがどれだったかわからなくなる系

ということで
まだ見たばかりなので覚えてることは書いておく

・良いところ
ナレーションやテロップなどでわかりやすくしてくらている点
多少は江戸時代の引っ越し事情について勉強になる点
なかなか豪華キャストなので出演者で楽しめる点
一番は苦労した人たちを労って終わるラストがちょっと感動する点

・イマイチなところ
尺のほとんどが引っ越し準備、引っ越しするまでが長い

・気になるところ
見た後調べたら及川光博が演じた松平直矩なる人物はホントに引っ越しをしまくっていたらしい(生涯で7回!)
何でまたそんなに国替命じられたのかはちょっと調べただけじゃ書いてなかった
何でだろう?ほんとに幕府の上の人に嫌われてて嫌がらせさせられてたの?
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