シマクマ

アラジンのシマクマのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.8
砂漠の王国アグラバー、
そこで暮らす貧しい青年アラジンは、猿で相棒のアブーと泥棒のようなことをしながら食いつないでいた。
ある日、他国との王子との、お見合いが嫌で王宮を抜け出し市場にいたジャスミン王女が、泥棒の濡れ衣を着せられピンチに陥るところを見かけ、それをアラジンが助ける。
アラジンはジャスミンを自宅に招待し、ジャスミンが王女だとは知らずに宮殿の生活に憧れていることを話す。
ジャスミンはアラジンの自由な生活に惹かれ、二人は心を通わせる。
しかし助ける際に預かっていたジャスミンのブレスレットをアブーが盗んでしまう。
そのことに怒ったジャスミンは、そのまま王宮へ戻ってしまう。
すぐにアラジンは、王宮に忍び込みジャスミンにブレスレットを返し、再会を誓う。
アラジンは王宮から帰る際、大臣ジャファーに捕らえられてしまい、
そのまま魔法の洞窟に連れて来られ、ジャファーに魔法のランプを取ってくるよう命じられる。
アラジンは、洞窟の中で魔法の絨毯と出会いランプも手に入れるが、ジャファーに裏切られ洞窟の中に閉じ込められてしまう。
ジャファーがランプを持って消えてしまったと思ったが、アブーがランプを盗んだ為ジャファーの手に渡ることは阻止できた。
途方に暮れたアラジンがランプをこすると中からランプの魔人ジーニーが飛び出してきた。
ジーニーは、自分を呼び出してくれたアラジンを主人と呼び、どんな願いでも三つ叶えてくれると言うのだ。
そして最初の願いとしてアラジンは、ジャスミン王女のことを思い出し、
法律上で王子としか結婚できない彼女との恋を叶えるべくアバブア王子に変身させてもらい、王宮へと向かう・・・という話



ディズニーのアニメ版アラジンの実写映画。
アニメ版を観ずに鑑賞。
途中のセリフが歌で語られるシーンもあるミュージカル風の映画でした。
序盤は、ありがちな内容で退屈だったが、魔神ジーニーが登場してから一気に惹きつけられた。
ジーニーが、とてもお茶目で明るい性格のおかげでストーリーが劇的に面白くなり、何度か笑えるシーンもあった。
登場時、魔神ジーニーがCGキャラではなく役者そのものが演じてることに違和感があったが、
物語が進むに連れて、ジーニーがCGではなく役者が演じることが正解であり、その役者が、ウィル・スミスでベストマッチだと強く感じた。
歌に関しては、有名な「ア・ホール・ニュー・ワールド」以外は印象的な歌はなかったけど、
内容は、明るく楽しいだけでなく後半には、ハラハラするアクションシーンや感動するシーンもあって十分に楽しめました。
オススメです。

後日、字幕版でも観ました。
吹き替え版は、魔神役の山寺宏一が上手でしたし、
字幕版は、さすが原曲だけあってどれも名曲に感じました。
特にジャスミン王女が唄うスピーチレスが力強くて圧倒された。
字幕と吹き替え どちらも鑑賞することをオススメします。
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