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アラジンのnagaoKAshunPEiのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.5
オリジナルアニメの魅力そのままに、時代を反映させたメッセージ性やキャラクター達が縦横無尽に画面狭しと駆け巡る見事な実写化。
貧民や王族、魔人に関わらず、生まれや境遇は違えど、それぞれが内に抱えた「殻」を破り、現実を打破していく物語が胸を打つ。さらにかつてはジャファーもコソ泥だったという設定でアラジンとの鏡像関係に置くことで物語に深みが生まれていて、それぞれ歩んでいく道の対比にもなって本当上手いなぁと思う。
そしてなんといってもウィル・スミス=ジーニーが最高で、彼が登場してきたところ爆発的に面白くなったし小躍りしたくなったよ。
ディズニーアニメの実写リメイク=物語を語り直すことにようやく意義を感じられた傑作だった。
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