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スパイ in デンジャーのhasomoのレビュー・感想・評価

スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)
3.6
ずっと気になっていた『スパイ IN デンジャー』をようやく鑑賞。

本作を鑑賞した感想は次の3つ。
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①スパイ×コメディ
②破茶滅茶アクション最高!
③人を傷つけない方法もある
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①スパイ×コメディ
タイトルの『スパイ in デンジャー』の通り、スパイをモチーフにしたアニメーション映画であると同時にコメディ色が強い内容でもあった。

コメディ色が強いと感じた理由は、ランスとウォルターがミッションを遂行する中で、笑えるポイントが多く挿入されていたから。

ランスとウォルターが真犯人を探す道中で、鳩になったランスが鳩の本能を発揮したり、同行する鳩と漫才みたいなやりとりしたりと不意に笑えるシーンが入ってくるので、終始クスクスと鑑賞。

もちろんスパイ要素も研究し尽くされている。
印象的だったのは、序盤のランスが任務に就くシーン。

スパイお得意の交渉術やガジェットを使って敵を倒す姿はカッコ良く、スパイ映画好きにはたまらないシーンだった。


②破茶滅茶なアクションシーン
アニメーション作品ということもあり、アクションシーンは破茶滅茶なシーンが多くなっていた。

実写では再現できないようなド派手でスリルあるアクションがたくさんあり、アクションシーンになると終始ワクワク。

特に印象的だったシーンは、ランスとウォルターがマーシー率いるエージェント達から車で逃げるシーン。

自動操縦で天才的なドライブテクニックを見せたり、バック走行中に自分達の車に向かってオイルを出してしまい車がクラッシュしたりするなど、実写では実現できないカーアクションをリアルに再現。

アニメーションならではのアクションシーンが豊富なので、アクション面でも楽しめた‼︎


③人を傷つけない解決方法もある
ウォルターの行動を見て、人を傷つけない解決方法も大切と感じる。

そう感じた理由は、ウォルターが平和的解決を望み、結果的に良い方向に進んでいたから。

ウォルターは逃げる時も敵と戦う時も常に相手を傷つけない方法を考えて行動。周囲からは批判されていたけど、結果的に丸く収まる形に。

フィクションだから...と言えば終わりだけど、何か問題を解決する時は、武力に頼る必要があると考えがちだが、武力が全てではないんだろうな...と改めて実感することができた‼︎


■まとめ
期待以上に楽しむことができた1作でした。
子供向けだけど、大人も楽しめる作品なので、気になる方は是非鑑賞を‼︎
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