ゴン吉

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑のゴン吉のレビュー・感想・評価

4.1
ビアトリクス・ポターの絵本をハリウッドでCG映画化した「ピーターラビット」の続編。
ドーナル・グリーソン、 ローズ・バーン、デヴィッド・オイェロウォらが共演。

舞台はイギリスの湖水地方。
ウサギのピーターは3羽の妹と従兄と大の仲良しで、近くに住む女性画家ビア(ローズ・バーン)からも可愛がられていた。
ビアが、ロンドンから隣に越してきたマグレガー(ドーナル・グリーソン)と結婚。
当初は犬猿の仲だったマグレガーとピーターであったが、結婚を機にお互いを理解しようと努力する。
そんな折、ビアが書いたピーターラビットたちの絵本が大手出版社の目に留まり、マグレガーとビア、ピーターラビットたちは出版社のあるグロスターに招待される。
そこでピーターは、亡き父の親友だったという泥棒ウサギのバーナバスと出会い、彼の影響を受けて悪事を重ねてしまう。
さらに市場からドライフルーツを盗むバーナバスの計画に加担させられるのだが......  

マグレガーの誤解によりピーターは苦悩しながらも成長していく。
前作ではピーターの悪戯には少し嫌悪感を感じたが、本作品ではユーモアを交えながら上手く描いている。
CGが素晴らしく、ウサギはもとより様々な動物たちも可愛いらしい。
本作品はマグレガー夫妻と動物たちとの交流を通じて家族のあり方も描いていて楽しめた。 
「家族の形は一つじゃない」

ニワトリのひな鳥が成長して親子のやり取りにもほっこりです。
「コケコッコ~ 生きててよかった でもやっぱり空は飛べない」 

2023.3 地上波日テレで鑑賞(地上波初放送・金曜ロードショー・吹替:中村久世 訳)
2021.6 イオンシネマ1Dayフリーパスポートで鑑賞した5作品のうちの4本目。
5作品の中で最も可愛かった作品。
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