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記者たち~衝撃と畏怖の真実~のkeigのレビュー・感想・評価

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映画【バイス】を政府側から観た映画であり、
映画【記者たち 衝撃と畏怖の真実】は記者の視点からみた映画なので、
両方をみれば、9.11テロからイラク戦争への過程が判って事実の恐ろしさや映画の面白さが倍増します。

ロブ・ライナー監督は、間違った情報や嘘がもとでイラク戦争が始まったことや、
その間違った情報をメディアが報道してしまったことを作品にまとめて、
真実を知る自由や政府や権力を受けない報道をどのように手に入れていくかというメッセージも込めたそうです。
彼らは自らの取材を通じて事実を知って、世論と違っても確信を持って報道しました。
理解者が彼らの周りにいたからこそ、信念を曲げずに行動出来たのだと思いました。
報道は伝える側のフィルターを通して私たちに伝わります。
他社メディアの報道内容を比較して、その内容は本当か疑わなければならないと
考えさせられました。



シネマイーラ
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