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愛がなんだのkeigのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.0
もしかして、こんな一面が僕にもあるのかも?と思わされた映画。

登場人物は、田中マモル(成田凌)に尽くす山田テルコ(岸井ゆきの)。
テルコを振り回すマモル。
テルコの友人で、マモルを正論でダメ出しするが、
ナカハラ(若葉竜也)を都合よく振り回す坂本葉子(深川麻衣)。
葉子に振り回されるナカハラ。
マモルが好きになる塚越すみれ(江口のりこ)。
5人の恋模様が描かれています。

この映画は、同じシーンを観ても、観る人が持つ恋愛の考え方によって
登場人物の行動に共感出来たりしっくりこない点もあります。
だから、みんなで話が盛り上がれる映画かと思います。
この点が、この映画の魅力の1つだと思います。

僕の場合、相手の事を一途に想うナカハラが今の自分を見ているようで痛かったです。
なので、ナカハラをペットのように接する葉子にはガッカリでした。
一方でテルコが持つ恋愛に対する前向きさが羨ましく思えたり、
テルコを振り回す田中マモルがダメ男に見えます。
この映画を観て、自身に近い登場人物が見つかると思います。



シネマイーラ
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